？★！ 一番の心配事⇒やっぱりこれらしいよ孤独死！

親の親だから、お爺ちゃんやお婆ちゃん。一人暮らしが増えてます。なんたって世界一の長寿国。自慢するのはまだ早い。老後の孤独死が世界一かも？と思うとぞっとする。年金問題も民主党がこれを餌に、記録的な大勝利を遂げたが、国民の評価や成果は得られたとは思えない。

しかし読売新聞医療情報部長の田中秀一氏は、経済協力開発機構のデーター(２００９)を示し、日本人の平均寿命は８２・６歳(男性７９・２歳　女性８６・２歳）で、加盟３０か国中もっとも長い。さらに欧米に多い心筋梗塞による死亡率は最も低い。

介護を必要とせず自立した、生活が出来る期間を示す｢健康寿命」は７５歳でこれも世界一。単に長生きなのではなく、健康で長寿なのだそうである。

ただし自分の健康には自信がない。米国では９割近くが「健康状態は良い」と考えるが、日本人は３３％で加盟国中最も低いそうだ。　厚生労働省の調査では、６８％の人が｢健康に不安がある」と答えた。これは高齢者感覚や老後の医療整備・生活不安が、官僚や学者ペースで著しい誤差があるからだ、と思う。

一方で内閣府が４月２日に発表した｢高齢者の地域におけるライフスタイル」調査によると、｢孤独死」について　６０歳以上の高齢者の４３％が｢身近な問題｣と感じていた。

世帯類型別では、一人暮らしの６５％が身近！と回答。夫婦二人暮らしでも４４％が不安を感じている。大都市に住んでいる人ほど孤独死を心配、東京２３区と政令指定都市に住む人では４７％、人口１０万未満の死では　３９％と云う。

調査は昨年１０月～１１月、６０歳以上の男女５０００人が対象となり、有効回答率は７０％だった。孤独死を身近に考える理由は「独り暮らし⇒３０％｣・｢近所付き合いがない⇒２６％｣・「家族親戚と付き合いがない⇒　　　１１％」と続いている。

更に高齢者の日常生活に関する意識調査では、　｢将来の日常生活に不安⇒７２％｣重複回答ではあるが｢自分や配偶者の病気⇒７８％｣・「自分や配偶者の介護⇒５３％｣・｢独りきりになる不安⇒１９％」と続いている。
確かに都会では、隣のご主人の顔を見たことがない人や、話をすることがない隣人が多い時代。回覧板を回しても不在がちで回覧板廃止を云う住民も出る始末。

最近最も悲惨で悲しい事件。ご夫婦には長男（４０）がいたが、筋肉が萎縮する難病で人工呼吸器をつけていた。介護疲れの妻（６５）が前途を悲観して心中をはかり殺害。懲役刑・執行猶予中であった。今度は妻がうつ病となり、日ごろから｢死にたい｣と言い続け、ご主人（６６）が包丁で首を刺し殺害に及んだもの。

孤独死ではないが、いかにも哀れな高齢者の未来。介護するにも妻と夫では、体格的にもかなりの差があるはず。妻が夫を介護する場合も、夫が妻を支える際も、いずれにしても不安だらけの日本の暮らし。安心して暮らせる日は益々遠のいていく不安が付きまとう。

せめてもの慰みは、婆(爺)ちゃん元気で外が良い！
(読売・神奈川）
　

コメント 5

コメント有難う御座いました高齢者に優しい社会など
無いと自分に覚悟し共存の道を探してください
by goun (2010-04-30 01:33) 

「年金定期便」で、自分のもらえるはずの年金額を見てゾッとしました。こんな国を早く脱出して、物価の安い国（年金額でも優雅に暮らせる国）に移住したいと思っちゃいます＾＾！

by ＮＯＮＮＯＮオヤジ (2010-04-30 09:07) 

今日は有給休暇にしたかったのですが、
リストラで人手不足になってしまい、
仕方なく出勤しています・・・でも暇ですけど・・・
by G_radiata (2010-04-30 10:24) 

はじめまして♪
nice＆コメントありがとうございました。
長寿国といっても安心する老後じゃない現実。
介護をどうするのか考えないと孤独死は増える一方だと思います。
by サンダース (2010-04-30 20:11) 

訪問＆niceありがとうございました。
これからさらに難しい問題になってきますね！
by sorasora (2010-04-30 22:29)